東京2020パラリンピック聖火リレー・聖火フェスティバル

白老民族共生の火 採火式

パラリンピック採火式に参加して

 理事長 堂前文男

 

 8月16日、白老アイヌ民族祈念広場に於いて、アイヌ伝統儀式「カムイノミ」に則ってパラリンピック採火式が行われました。コロナ禍におけるパラリンピックの開催が危惧される中、全道24市町村(全国880市町村)から採火された火が、東京に運ばれ1つの聖火として点火されます。白老町においても採火式が行われ、関係者のご配慮により採火式に参加させて頂きました。採火式は厳かな伝統儀式により執り行われ、「しらおい多文化共生の火」として札幌へと運ばれました。

 

 

パラリンピックは、医師のグッドマン博士の提案で、1948年に開催されたアーチェリー競技会が起源であると言われており、現在は、アスリートによる競技であり、もう一つ(parallel)+オリンピック(Olympic)と言う意味で「パラリンピック」の公式名称が定められたと言われています。 各国から参加される全ての障がい者アスリートが感動を与えてくれる大会となることを心から祈念したいと思います。この大会を機に日本に於いても、白老に於いても「共生社会」がより一層前進するきっかけとなる大会であることを願っています。

採火式の様子を動画にまとめましたので、ご興味のある方はご覧ください。

*音が出ますので、音量の調整にご注意ください。