社会福祉法人 天寿会
令和5年(2023年) 理事長挨拶

 

年頭のご挨拶

 

 

  

新年明けましておめでとうございます。

 

今年も、既に日常化したコロナ感染防止対策を徹底しながら、新しい年を迎えました。昨年は、5月より法人が運営する各事業所でクラスターが相次いで発生し、その対応に追われる一年となりました。又、職員不足も深刻な状況となり、様々な職員確保の手立ても追いつかず、利用者の受け入れ制限を余儀なくされる事業所も出現しました。人件費・物価の高騰や必要経費の増大もあり法人設立以来の深刻な運営状況ともなりました。

  

クラスターの長期化により、面会制限・外出制限も長期化する中、出来るだけご利用者様とご家族様が疎遠にならないよう、制限付きの面会やウェブ面会等を実施してきましたが、ご利用者・ご家族様には、大変つらい我慢をお願いすることとなりました。今後は、感染対策の徹底を行い、可能な限り、通常の施設生活が継続できるよう、最大限の配慮をして参りたいと思います。

 

人材の確保は、法人運営の最大の課題であり、外国人雇用を含めて計画的に推進していく所存であります。人材不足は、一法人一事業所の努力を超える課題であり、関係団体や公的機関との連携を密にして対応していく所存であります。

 

法人が運営する高齢者・障がい者福祉事業は、地域生活を支える極めて重要な事業であり、法人の理念であります「天寿会は利用者と共に歩み、笑顔と安心を提供します」が実現できるよう、今年も、関係機関との連携を図り、コロナ禍でも閉鎖的にならない事業所運営を実施して参りたいと思いますので、今年も宜しくお願い致します。

一日も、早くコロナが終息し、平穏な日常が取り戻されることを念願して年頭のご挨拶とします。

 

 

 

社会福祉法人 天寿会    

理事長 堂 前 文 男